開発スタッフインタビュー最終回:高丘駒祐篇(三)
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……まだ頭痛が酷ぅて、吐き気がするぞえ。 |
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あんなに呑むからですよ。ALDH2がヘテロなんですね。 |
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誰がペテロじゃ、人を使徒呼ばわりするとは。 |
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全 然 聞 い て ま せ ん ね。 |
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で、今日は何の話をするのじゃ? |
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仰せつかった所によると、本編の話をせよとの事です。 |
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本篇といっても、何からお話しましょう。 |
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ではまず製作統括としての意見をお聞きしましょうか。 各メンバーとその製作パートについて。 |
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テキストとスクリプトについては第一回の時にお話しましたから、じゃあまずは絵の話からですかね。 |
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Goしちゃって下さい。 |
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ゆるりと語るがよい。 |
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最初は紅葉重くんが線画を描いて、ふじっこくんが塗る体制でした。 各キャラの立ち絵はほぼ全てそうやって作られています。 が、イベント絵に取り掛かる頃には、ふじっこくんが背景やアニメーションなど違う作業に着手しはじめていて、紅葉重くんが自分で塗るというのが大抵のパターンになりました。 |
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イベント画を発注する際にはどういう感じで? |
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一番多いのは、漫画のネームみたいな状態の落書きを渡すパターンですかね。 うちの場合はスクリプトとテキストが同時進行だったので、イベント絵のシーンはオレや緒川くんが適当に作ったラフ画像を入れて先にスクリプトが上がっていたので。 |
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それが差し替えになる感じなんですね。 |
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そうです。
で、紅葉重くんがラフ画を上げてくれるんで打ち合わせして、仕上げてもらう形ですね。 上がった後もリテイクが入る場合もあります。厳しいのは春くんとMACくんです(笑) |
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あぁ、だらしない乳に一家言あるMACさんが(笑) |
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胸の大きさと形については毎回必ずもめますね。 |
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重要ですよ、ソムリエ。 |
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また女体の話か、この助平どもめ。 |
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逆に、紅葉重くんがサーバに上げたラフを元にシーンを書くこともあります。 天使たちの武器や、靖羽の猫の話とか、蘭のぱんつ、リューアの十八禁シーンの一部とか、多大なる貢献をされてます。 |
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…半分くらいはエッチな事ですね? |
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気のせいですじょ? |
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えっちなのはいけないと思います。 |
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本 当 に あ ず ま ん が 好 き な サ ー ク ル だ な。 |
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へーちょ! |
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で、そのソムリエMAC君と春さんの音楽ですが。 |
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ここが一番進度が速くて、とにかく次から次へとがんがん曲が上がりました。 そしてなおかついつまでたってもマスタリングOKが出ない(笑) |
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凝り性(アーティースト/黒丸尚先生訳)ですね。 |
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オノ=センダイのデッキを使ってるんですけどね(嘘) |
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叶和圓(イェヘユァン)を貼り付けてね。 |
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最終的にマスタリングアウトしたものがデータに組み込まれたのはデバッグの最終段階で、マスターアップの2日前でした。 |
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そこまでの拘りがあるから茶太さんのボーカルが生きるんでしょうね。 で、EDといえば外せない動画/エフェクトですが。 |
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動画担当のSOLくんも拘るタイプで、リリース版が上がるのが非常にぎりぎりで(笑) アニメーション担当のふじっこくんが非常に手が早いので、前向きな意味で二人でよくもめてましたね(笑) |
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結果として評価の高い動画が出来たんだと思いますが。OP/EDも勿論、御業のエフェクトとか… |
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変だと思ったことは必ず云おうと決めてましたので、お互いのダメ出しはかなり激しくやりました。 |
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怪獣バリゾーゴン大暴れ。 |
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いやそこまでの罵倒ではないですが(笑) とにかく自分たちが面白いと思うものに仕上げるために、担当が違ってもお互いに意見を言い合いました。 もちろんオレも文章や展開にダメ出しを受けて何度も書き直してます。 |
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逆に言えば、それも同人の醍醐味じゃないかと思います。…部外者ですので気軽に言えますが(笑) |
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そうですね。一番楽しかったし、一番辛いところでもありました。 |
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楽ありゃ苦ありと。 |
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これからも色々と味わっていきたいと思います。 |
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口だけはいっちょまえじゃな、ふふん。 |
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でんじべえ君の背景は? 彼はNOTCHさんと一緒にエンジンも担当してますが。 |
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背景は歴代何回も担当者が変わったのでちょっとばらついてて申し訳ありません。 でんじべえくんが技法を確立してからはかなりクオリティの高い背景が出来たと思います。 通学路や、第十一話の、あの城のホールなんかはかなり出来が良いかと。 その反面、大量に必要だった分、写真加工で間に合わせてるところもあるので、それは今後の課題ですね。 |
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エンジンという、目に付きにくい部分については。 プレイ中意識はしない部分かもしれませんが、骨格ですからね。 そもそもオリジナルのエンジンで作ってる同人って珍しいですよね。 |
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エンジンがオリジナルなのは誇りの一つですが、デバッグが地獄でした(笑) 次回用のエンジンは、もっと使い勝手が向上して、かつ演出も強力な機能が追加されますので、 乞うご期待です。 |
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現状でも演出は同人作品離れしてるとは思いますが、今後は更に期待ですね。 さて、多彩なキャラクター達がいる中で高丘さんの印象を聞かせて頂きましょう。 |
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士狼は基本的には少年漫画の主人公を目指して書いています。朴訥としてたり、記憶が曖昧だったりしますが、そこが改正されていくところで成長を感じて頂ければと。 第一話に比べて、第四話第五話と進んで、第十一話第十二話では、喋り方も感じ方も大きく違うように書いていますが、そこを感じてもらえたら嬉しいです。 |
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だんだんとヒトになっていく過程を(笑) |
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一部ではヘタレ呼ばわりされてますが、頑張る子なんで、長い目で見て頂ければ(笑) |
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最初は怖い兄ちゃんでしたからね(笑) 沢山いますが女性陣は? |
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リューアはとにかく、正統派の黒ヒロインを書こうということで。 最初はメンバーにもなかなか理解してもらえなくて、製作途中では絵梨さんの方が圧倒的に人気が高かったんですが、第十一話第十二話を書いたところでやっとみんなに「こういうことか」と分かってもらえた感じですね。 リリース後はそれなりに人気があるようでほっとしてます。 |
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黒ヒロイン、ですか(笑) |
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いわゆるヤンデレじゃなくて、業の深いヒロインというのが昔から好きで。 腹黒い女の子って素敵じゃないですか。 |
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そもそも十二話は色々な意味でターニングポイントですからね。 …蘭や皇杏たち、(特に)靖羽にもこれから見せ所が来るんですよね?(脅迫) |
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来ます。が、諸事情によりここではあっさりとそれだけで流させてください(笑) 次に、非常に人気の高い蘭ですが、一番普通に書いたキャラなので、多分素直に可愛らしく見えるのかと思います。 |
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え、惚れた? |
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彼女とあまり出番のなかった靖羽については、きちんと語られる日が来ますのでここではそのくらいで。 皇杏はもっと美味しいキャラのはずなんですが、強さを測るバロメーターみたいになっちゃったところは反省です。 個人的にはかなり気に入ってる設定なんですが、まだ本格的に動かせてないのでこれから頑張ります。 |
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方言っ娘大好きです。 |
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嶺は作中一番の美人ですね。 ある意味一番エロゲのキャラっぽい性格で書いていますが、これもいずれきちんとケリをつけます。 |
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ある意味一番美味しいところを引っこ抜いていきましたね。では、次は。 |
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光堂寺ファミリーは出して良かったですね。千早と榊はもっと出したかったです。 |
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External Enigmasでもかわいかったですねー。 |
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生徒会に行くと、姫はどこかで十八禁の話を作りたいですね(笑) 莱は負けっぱなしなのでちょっと可哀想でした。杏子には幸せになって欲しいです。 おまけの保母さんは緒川くんのアイディアですが、似合い過ぎですね(笑) |
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なんでエレクチオン~でも十分よかったですが(笑) |
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絵梨と桃亜は、記号的キャラとして登場させたんですが、結果的に中盤を引っ張る重要キャラに。 サークル内でも人気が高くて色々リテイクくらいました(笑) 次でも活躍します。 |
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お色気担当としてもストーリー回しとしても…。 |
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天使組は、なかなかいやなやつに仕上がって、気に入ってます。 あと、若干ネタバレになりますが、一番好きなキャラはジークフリートかもしれません。 |
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小悪党萌え(笑) |
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サークル内で、紅葉くんやMACくんから小悪党の描写に定評をもらって(笑) 笙と智は前半の試金石として登場しましたが、今後はペアとして活躍する予定です。 |
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なんかいい雰囲気のカップルですしね。 |
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辿真、唐津などに関しては、また機会があればどこかで語ることにさせてください(笑) ディアナさんは……目の前にいらっしゃるのでご遠慮させて頂いて(笑) |
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ふふん、大方、妾のおらぬところでは散々に云うておるのじゃろ? |
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めっそうもございません。今日もお美しい。 |
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罵られるのもこれはこれで味わい深く。 さて、キャラクターの概観はそんなところでしょうか。 では次は物語について、流れに沿って見ていきましょう。まず第一話ですが… |
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導入ということでかなり苦労しましたね。 初期体験版のやつはともかく、本篇の方は実際に手を動かした制作期間だけで3ヶ月以上かかっています。 |
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かかってますねぇ。 |
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キャラの紹介、動機付け、世界観、全てを導入しなくちゃいけない上に、士狼がまだ完全朴訥モードなので会話も気をつけなくちゃいけないし、蘭もうじうじしてるところだしで、結局はちょっと詰め込みすぎたかな、と。 精一杯やれるだけのことはやりました。 |
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そして第二話へ。 |
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これも辛くて、前半の皇杏との会話は滅茶苦茶苦労しました。 戦闘の動機付けと伏線を張らなくちゃいけなくて、あまり場が動かせず読んでくださる方には申し訳ないです。 その分、戦闘は文章少な目にがんがん画面を動かしましたので、是非ご賞味ください。 個人的には旧バージョンに比べて笙くんがかっちょよく出来て良かったです。 |
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《御使(みつか)い》との初バトル、迫力でしたね。そして第三話ですが。 |
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これは本来、蘭シナリオのパートなんですが、士狼と蘭の和解という重要シーンがあるので黒い聖母にも含めています。スクリプトでの動きと動画を組み合わせるのを最初に試した話で、手法に四苦八苦しました。 あと、意外に智の人気が高いのが嬉しいですね。 |
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第四話と五話をまとめて伺いましょうか。 |
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この二話は合わせて殉教地中で一番平和な日々ですね。 紅葉重くんから「日常をいかに書くかで戦闘の重みが変わる」とプレッシャーをかけられました(笑) 日常書くの苦手なんですよね(苦笑)かといって非日常を書くのが得意という訳でもありませんが(ショボーン) |
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食事にまつわるシーンがすごい分量で入ってますよね(笑) あと水着とか水着とかガルバちゃんとか。 |
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あれは書いてて楽しかったですね。 ウェブの感想でコメディシーンを評価してくださっている方がいて、とても嬉しかったです。 |
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「緊張と緩和」ですね。もういっちょセットで第六話七話を。 |
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士狼が乗り越えるべき試練として絵梨と桃亜の物語を入れました。 初期体験版ではまるで絵梨が正ヒロインのような扱いだったので少し控えめに調整してありますが、ここで慟哭することによって士狼は最後まで戦える男に成長するんだと思います。 |
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ヒトとしての試練だったと。 |
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書寮内では絵梨と桃亜を幸せにしろという声が強いので(笑) 新作ではそれなりなポジションにつく予定です。 |
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続けて第八話九話ですが。 |
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最後の戦い前の引きですね。 最後の日常ということで、MACくん云うところの「泣き笑い」的、明るい曲なんだけど寂しいみたいな雰囲気が出せればと思い頑張ったんですが、どうでしたでしょうか。 あと物語の核心に向かう重要な情報が飛び交うのもポイントですね。 |
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読み落とせないですね。 |
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リューア的には苦悩の極致なので、彼女が一番辛かった時期ではないかと。 |
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終末のはじまり、第十話。 |
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ここからの三話は無我夢中で書きました。 十話が着手から脱稿まで三ヶ月、十一話も三ヶ月、十二話が六ヶ月かかっています。 十話は士狼が世界に対して最後のけじめをつける話です。あとハインリヒのハイライトがありますね。 アルガについては別の物語になるので余り触れていません。 |
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怒涛の十一話。 |
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ある意味、殉教地のテーマ全てをぶち込んだ話ですね。 ここで士狼とリューアが出す結論こそが、殉教地の物語の本筋です。 とにかく、未プレイの方にはご覧頂きたいです。 そして彼らが望んだ結末を手にするためには……まだ残る物語を超えなければなりません。 |
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そして最後に第十二話。 |
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別れと旅立ち……なんでしょうか。 つまり、まだ士狼とリューアは「それ」を掴めないということなんだと思います。 ラストシーンには自分の持てる力全てをぶち込みました。 |
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大詰めじゃな。作品の主題について語ってくりゃれ。 |
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特に十一話~十二話で語られている、作品の大テーマについてお聞きしたいんですが。 まず十一話を読んだ段階で「おぉ、こんなにストレートに一神教のドグマを批判したゲームは初めて」と思ったんですが。 |
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一神教というか、特定の宗教を批判しているつもりはなくて、ただ、排他性は人を殺すことに結びつきやすいということを叫びたかったんです。 |
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曖昧な日本の私、でいいじゃないかと。 |
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そうですね、合理主義的な白黒の付け方は、やっぱり根本のところで人間性(のある面)とそぐわない気がします。 ただ、では「合理主義はダメだ!」という主張もまた排他になるので、ゆるやかに「あらあら、まあまあ」でやっていけばお互いにいいんじゃないかと。 大江健三郎氏の言葉は、ご本人は否定的な意味で使われたのでしょうけれども、オレは今こそ主張して誇ってもいいと思うのですが。 |
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遺伝や進化やらを本業としている人間からすると、「多様性」というものの重要性を説いているのはすごく嬉しい事でした。均質な集団というものの危うさ、お互いが異なっている事の大切さですね。 |
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西原理恵子先生のご母堂がおっしゃられていた「ひとはひと、われはわれ、されどなかよし」ってのはすげえ素晴らしい言葉だと思います。 |
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至言じゃな。 |
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こういう価値観の「お話」が同人ベースで、いや同人じゃないとなかなか発表出来ないかもしれませんが(笑)、ともかく製作できるのは日本人の価値観の賜物な気がしますね。 「マリア様を目撃した→奇跡認定するために調査」ではなくて「弘法大師様を目撃→じゃ岩を祀っておくか」と。 |
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何か認知外の出来事が発生した。科学や政治ではイカンことですが、日常ではそれを「まあ、そういうこともあるだろう」で許すことは決して愚かしいことではないし、それを許せる国、世間であるべきなんじゃないかと。 |
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曖昧模糊な部分、あそびというかゆとりというか、そういうものを設定しておかないと摩擦でギクシャクしますからね。 |
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しかし、どうも世の中の流れは厳格な方厳格な方へと向かっているようなのが残念ですね。 |
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というような熱いメッセージを十一話で感じた訳ですが、十二話では更に驚愕の展開が。 |
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殉教地の出発地点では、このエピソードと十一話のテーマの二つだけがまず決まっていたんです。 だから、実は士狼やジークフリートの能力は、物語的にこれを実現させるために設定されています。 |
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ここがはじまりだったんですね。正に「終りのはじまり」ですね。 |
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逆に云うと、他のキャラクターやヒロインたちの能力も、特定のエピソードのために作られています。 是非「黒い聖母篇」で確認してみてください。 また、黒い聖母で出てこないエピソードについては、今後をご期待ください。 |
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士狼の巡礼の旅は、まだまだはじまったばかりですね。 続編になるであろう次回作も心から愉しみにしています。 では…次回作も含めて、今後の抱負などを。 |
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今年はがんがん活動していきますので、ウェブサイトチェックの方、よろしくお願いします! 夏は……まだ内緒ということで、すみません。 雑記もさぼらずにちまちま書いていきますので、たまに覗きに来てください! |
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最後に、すごい分量のインタヴューにお付き合い頂いたご覧の皆様へメッセージをどうぞ。 |
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長い文章に最後までお付き合い頂きありがとうございました! 書寮一同やる気充填完了、がんがん作業を進めていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します! |
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一ファンとして非常に楽しいインタヴューをさせて頂けまして、オファーを頂いた月臥丘書寮さん、 そしてご覧頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました! |
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ありがとうございました! |
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酒で辛い思いもしたが、終ってみると寂しいものよのう。 |
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じゃ、呑みにいきますか。 |
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いいですね。じゃ、いつもの場所で、鶏鍋で信濃鶴をくいっと。 |
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妾はもう酒は……あ、これ、引っ張るでない……誰ぞ、助けてたも! |
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これからも月臥丘書寮をどうぞよろしくお願い致します! |







































